自費診療|大阪市の精神科・心療内科・形成外科|天満橋ひだまりクリニック

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ED(勃起不全)とは

EDとは「勃起機能の低下」を意味する英語(Erectile Dysfunction)の略です。医学的には「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られない、または維持できない状態が持続・再発すること」と定義されています。勃起が起こらない、陰茎(ペニス)の硬さが不十分、勃起状態が維持できないなど、満足な性交が行えるだけの十分な勃起機能が得られない状態は、いずれもEDとなります。
EDは以前から糖尿病や高血圧、動脈硬化などの生活習慣病が大きな原因といわれています。
EDは生活習慣病と同様に40代前後から発症率が上昇する傾向があり、加齢とともに有病率も上昇していきます。一方で、EDの低年齢化が進み、20~30代の男性にも心因性のEDが増えています。その要因には性交時の緊張や不安、過去の失敗(トラウマ)、仕事や人間関係のストレス、夫婦や家庭内のトラブル、妊活のプレッシャーなどが考えられています。近年に至っては、EDは若い男性でも起こり得る疾患とされています。

シルデナフィル
(バイアグラジェネリック、短時間作用型)
50mg 1,050円
バルデナフィル
(レビトラジェネリック、中時間作用型)
10mg 1,700円 20mg 1,800円
タダラフィル
(シアリスジェネリック、長時間作用型)
10mg 1,500円 20mg 1,600円

EDの症状

EDは機能的に性交ができない状態のことですが、具体的には次のような症状が認められます。

  • 性的刺激を受けても勃起しない
  • 陰茎の硬さが不十分
  • 性交の途中で陰茎が萎縮してしまう
  • 射精が出来ない

これらEDの症状は勃起のメカニズムと関連しています。

  1. 何かしらの性的な刺激を受ける
  2. 脳から神経を介して陰茎に勃起するよう命令・信号が伝達される
  3. 陰茎の海綿体に血液が流れ込み勃起する

というメカニズムで起こります。この過程で神経と血管のどちらか、あるいは両方が正常に働かなくなり、陰茎海綿体に十分な血液が流れ込まなくなることでEDとなります。

EDの原因(タイプ)

EDは原因によって、4つのタイプに分けられます。

心因性ED

精神的、心理的な要因で勃起不全や障害が起こるタイプで、比較的若い方にみられます。日々の生活の中で、過度なストレスやプレッシャー、トラウマなどがあると性的な刺激があってもうまく勃起できなくなります。妊娠のための性交がプレッシャーになることもあります。心因性EDでは精神的、心理的な要因を解決することがポイントになりますが、必要に応じてED治療薬を服用して、自信を取り戻しつつ、パートナーとの関係を再構築していくことが治療のステップになります。

器質性ED

身体的な要因で血流や神経に何らかの異常があり、うまく勃起できない状態が器質性EDです。糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病で、血管に負担がかかり、動脈硬化を発症し、血流が悪くなることでEDを起こすことがあります。また、喫煙や過度な飲酒もEDを引き起こす原因と考えられています。器質性EDでは、ED治療薬を服用しつつ、生活習慣を見直し、根本的な持病の治療をしっかり行っていくことが大切になります。

混合性ED

動脈硬化の進行や神経障害などの器質性と、精神的ストレスなどの心因性の原因が混合しているEDです。比較的ご高齢の方に多くみられます。

薬剤性ED

何らかの薬を服用している場合、その副作用によってEDが起こることがあります。薬によるものか気になる場合は、医師に確認してみましょう。

EDの原因として考えられる薬剤には以下のものがあります。

中枢神経に作用する薬剤

解熱剤、消炎鎮痛剤、抗不安薬、抗うつ薬、抗精神病薬、睡眠薬を含む向精神薬

末梢神経に作用する薬剤

筋弛緩薬、麻酔薬、抗コリン薬

循環器系に作用する薬剤

不整脈治療薬、利尿剤、降圧剤、血管拡張剤、高脂血症用剤

消化管に作用する薬剤

消化性潰瘍治療薬、麻酔薬、抗コリン薬、鎮けい薬

EDの治療

治療は薬物治療が中心となります。当院ではED治療に10年以上携わっている医師が、患者様にあった薬剤を処方いたします。
EDの治療薬として、日本で厚生労働省から認可されている薬剤はシルデナフィル(先発品名:バイアグラ)、バルデナフィル(先発品名:レビトラ)、タダラフィル(先発品名:シアリス)の3種類となっています。その他の薬剤(アバナフィル等)は認可外の薬剤となっており、医薬品副作用被害救済制度の対象外となりますのでご注意ください。
ED治療薬を処方しても心機能などに問題なく安全に服用できるかを確認するため、必要に応じて血圧、脈拍、血液検査、心電図測定などを行います。治療中の病気があれば服用できるか医師にご確認ください。心臓病などでニトログリセリンなどを服用していたり、排尿障害や高血圧症の薬などを服用していたりする場合、有害な副作用が起こることがありますので必ずご確認ください。

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